奥村依子 メゾソプラノ

滋賀県生まれ。

滋賀県立石山高校音楽科、東京芸術大学音楽学部声楽科、並びに同大学院修了。木村宏子氏に師事。

 

同年ドイツ国立ミュンヘン音楽大学に留学。エルンスト へフリガー氏に師事し、エリック ヴェルバ、ヘルムート ドイチュ各氏にドイツリートの解釈を学ぶ。ミュンヘン、アウグスブルグ、アンベルク、アルトハウゼンでコンサートに出演する。

その後、フランスに渡り、オペラ演出家のジョルジュ シュヴァリエ氏の下で更に4年間オペラの研鑽を積む。ニコル ブロワッサン氏に師事。

1995年、CIAMS音楽と舞台芸術の総合分野機関での研修を認められ、マッシ―市のオペラ座で、ラヴェルのオペラ「子供と魔法」、タイユフェールのオぺラ「かわいそうなエゥジェ二ィ」、グリュックのオペラ「イフィジェニィ」、シャルパンチエのオペラ「ルイーズ」、シャブリエのオペレッタ「エトワール」の公演に出演する。

2002年、音楽国際トーナメント ( ベルギー) でディプロムを獲得する。

 

1993年以来、フランスを中心として活動を始める。

とりわけ地元滋賀県で5回のリサイタル、パリで1998年から年に一度「日仏親善コンサート」企画に4年連続出演。2000年、2004年、東京、紀尾井ホールの「The Grand Summer time concert」に出演。2011年パリで「福島チャリティコンサート」、そして2015、2016年フランスのシャンティイ市、ナント市でのオペラコンサート「セヴィリアの理髪師」は特記することが出来るだろう。

レパートリーは、ドイツリートから宗教音楽そしてオペラまで、その幅は広い。

 

1997年以来、フランスで声楽の指導にもあたり、2010年からは京都で小グループの声楽夏季集中レッスンを開いている。